ワカメ漁解禁

ワカメ漁といえば、ひと昔前は2月中旬に解禁されていましたが、ここ数年は温暖化のせいかワカメの発育がかなり遅れています。
というかワカメそのものが以前に比べ激減しています。施設裏の岸壁をのぞいても、防波堤の岸壁をのぞいても、ほとんどありません。
そんな中、3月20日に秋谷久留和地区で解禁となりました。漁師さんたちがハコメガネと長いカマ駆使して採る様は、やはり職人技というところでしょうか。カッコいいです。
収穫した後もたいへんな作業が待っています。単管を組んだ干場にひとつひとつ丁寧に干しますが、北風じゃないとダメなんだそうです。南風は湿気を含んでいるので、仕上がりが悪くなってしまうそうです。
塩蔵もたいへんです。何しろ量が多いですから、大きな釜で薪をくべて茹でるため、力と根気のいる仕事です。
しかし、とれたて新鮮ワカメはやわらかいし、香りが良いし、美味しいですよね～。

さて週末です。3月はすでに3回の週末と1回の祝日がありましたが、コンディションに恵まれず出船できない日が大半でした。春分の日にいたっては、大シケで開店休業となりました。
ここ数日あたたかくなって桜の開花宣言が各地で発表されるようになりましたが、明日の土曜日は早朝に北風強く寒陽気になるみたいです。
午後は穏やかになる傾向なので、近場のキス、カワハギなら可能かな？という感じです。
あさって日曜日は春らしい好天に恵まれそうですが、午後から風波強くなる予報になっています。
なかなか1日を通して穏やかな海況に恵まれることはないので、釣物に合わせての出船というより、限定された場所で釣れるターゲットを狙う出船といった方法がいいのでしょうか。
皆さん、ストレスが溜まっていることと、お察しいたします。