2024/09/10
令和2年の夏から海水浴場等で、「津波フラッグ」により津波警報等が発表されたことをお知らせする取り組みが、気象庁や関係機関の間で進められています。
津波警報等は、テレビやラジオ、携帯電話、サイレン、防災放送などさまざまな手段で伝達されますが、この夏から海水浴場等で津波フラッグによる視覚的伝達が行われるようになります。これは、聴覚障がいがある方や、風や波の音で聞き取りにくい状況の方などに、津波警報等の発表を有効に伝達できるものです。
赤と白の格子模様のデザインで、船舶の国際信号旗「U旗」と同様のものを採用しました。
U旗は船舶間で「貴船の進路に危険あり」を知らせるもので、海外では海からの緊急避難を知らせる旗として、多く用いられています。
したがって外国人に意図が伝わりやすいと思われますが、日本人には馴染みが薄いため、今後は広く普及させることが重要な課題となります。
秋谷船舶保管施設等では、これに先がけ、津波警報等が発表された際には漁港を閉鎖し、漁港門にこの旗を掲示して、人々が港内に入らないよう注意を呼びかけます。
さて、
いよいよ6月です。
横須賀市の指導により、6月30日まで漁港門を閉門して、一般ご来場者の入場を規制しております。
今後、この状況が好転するかどうかは、コロナ感染状況次第と思われますが、3密を避けなければいけないことは変わりません。
一人一人が積極的に予防に努めることが、以前の日常を取り戻す最短の近道だし、安心して洋上の休暇を楽しむ方法だと思います。
そんな皆様のご協力により、少しづつ 以前の秋谷船舶が戻ってきました。