2024/09/10
最近は天気予報の精度が上がり晴れるのか曇るのか、はたまた雨なのか、はある程度わかるようになりましたが、海と山のレジャーに関しては、それだけですまされません。
今日は午前中穏やかな海況でしたが、午後に急変し出船艇の帰港が重なりました。風が強く着岸に苦労されたことと思います。お疲れ様でした。
画像は朝イチと午後2時のものです。
もう少しだけ釣りたい、あと1尾・・気持ちはわかります。ただ、シケる前に引きあげるのとシケてから引き上げるのは全然違います。
白波を受けながらの操船も難しければ、風にあおられながら着岸するのも超ムズカシイのです。秋谷港の場合、南風にあおられると船が左に向きを変えてしまいます。したがって進路をやや右にとった方が良いのですが、その加減は経験を重ねるしかありません。一旦左に向きを変えてしまうと、舵を右に切っても風に押されて向きは直りません。それどころかそのままドリフトして係留漁船の方へ流されてしまいます。そんな時は面倒でも左回りに旋回して態勢を立て直した方が良いでしょう。必要とあらば、一度港外へ出て再入港されるのも一つの方法です。
漁師さんを見ていると、海が悪くなってから帰港される方は一人もいません。逆にいえば、定時外に漁師さんが帰ってくる時は何かあるのです。そんな時は程なくして海が悪くなります。漁師さんに聞くと「雲が早くなってきた。」とか「沖が黒くなってきた。」とか「風が変わった。」とか予報はもちろんですが、皆さん必ず周囲の状況に目を配り、空気の流れを感じて行動されています。
経験を積まずにそんな観天望気を習得するのはとても難しいことですが、常に空と海と漁船に目を配りつつ釣を楽しんで頂きたいと思います。
気温の上昇とともに海水温もやや上昇したのでしょうか。キスの釣果がありました。20センチとまずまずのサイズ、いよいよですね。水深は20メートルほどだそうです。
画像は15日金曜日のカサゴ。CIEROさんの釣果です。ワイドに撮りました。実重量は700グラムで、食べて一番おいしいサイズですね。