台風並み

３月２９日の金曜日は、強い低気圧と前線の通過によって、
全国的に春の嵐に見舞われました。
波浪警報が発令された秋谷では、前夜から暴風と高波にさらされ、
午前中はずーーーーーっと高波が防波堤を越えていました。
風は最大２５メートル！！を記録し、
秋谷の事務所もビューーーー！
ガタガターーー！ピシーー、ミシミシーーーーッと
揺れておりました。
まさに台風並み。
春の嵐、あなどれません。

保管艇そのものやクレーン、施設等に目立った被害は確認されませんでしたが、
けっこういろんなモノがとばされていました。
船外機カバー、どなたのでしょうか？
イグルーのクーラーのフタ、どなたのでしょうか？

50～60PSのカバーですね

イグルー製クーラーのフタです

台風シーズンでも爆弾低気圧の時期でもないため、
私たちスタッフにも保管艇ご利用者にも、少し油断した感があったように思います。
目立ったのは、固定ロープのゆるみ。
ダラーーンと垂れ下がって風にゆれるロープがかなりありました。
中には外れちゃっているものも。
また艇カバーやコンソールカバーが緩んで風にバタバタあおられていたり、
一番ビックリしたのは、デッキ上のハッチがロックされておらず、
完全に開いちゃって、中が雨ざらしになってしまった艇が、、、

普段からキチンと固定され、収納され、整理整頓されている艇と、
そうでない艇の差を痛切に感じた今回の大シケでした。

以前、沖縄の離島で生活をされていたご利用者に船の台風対策を伺ったところ、
（陸上保管では）とにかくロープはきっちり締めること。
緩みがあると、強風によって徐々にその緩みが大きくなり、
やがては艇を固定する役割を果たせなくなるので、
とにかくきっちり締めること。と教わりました。
沖縄の台風はハンパないですもんね。
そうでない方の皆さん、きちんと固定しましょうね。