2025/01/09
釣果情報ではありませんが、秋谷港内でたいへん珍しい魚が発見されました。「リュウグウノツカイ」、漢字で書くと「竜宮の使い」。
本来は外洋の中層に生息する種ですが、まれに沿岸部で目撃されています。5mメートルを超える大きな個体も見られますが、コイツは25センチほどの幼魚です。でも立派なたてがみは成魚と変わりません。このたてがみ、実は背ビレだそうです。このたてがみを先頭に尻尾にむかって低くのびていきます。腹ビレ2本も触手のようにのびます。まだ生態が明らかにされておらず謎の多い魚ですが、この妖艶な姿はまさに深海からの使者という感じですね。港内に泳いでいるところを偶然漁師さんが見つけ、網で捕獲しました。その後、油壺マリンパークに引き取られていきました。